基本情報技術者試験
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開発技術(1)

システム開発技術

システム開発の流れ


システム開発の流れ

システム要件定義

システム要件定義


システムに求められる機能や性能、内容などを明確化するためのもの。システムを利用する部門・部署の要望を調査、分析し、技術的な実現の可否などを見定めていく

●システム化を行う目的・意義
●システム化の対象範囲・業務・部署の明確化
●システムに求められる機能・性能
●業務・組織・使用者からの要望の調査・分析
●システム構成、環境開発

を「システム要件定義書」として整理する

機能や能力の要件

「機能要件」「性能要件」として「システム機能仕様」にまとめる
特にシステムの性能要件は「レスポンスタイム」や「スループット」を使って必要な性能を明確にする

業務・組織及び利用者からの要件

項目説明
業務処理手順利用者の行う業務処理の手順の明確化
システム操作要件利用者がシステムを操作するときのイメージなどの要求を明確にする利用者への操作教育(訓練)などの実施条件の明確化
入出力情報要件入出力する情報の前提条件の明確化
データベース要件管理するデータ量、障害回復の条件、管理システムの選択など、データベースに要求される要件の明確化
運用要件障害が発生時の対処法、費用を考慮したシステムの運用時間、保守党の明確化
テスト・移行の要件テストを実施する環境、テストデータの利用条件、旧システムから新システムへの移行条件などの要件の明確化
EUC

利用者がシステムを使って業務処理を行うだけでなく、システムの構築・運用に積極的に携わること

EUD

マクロを使って機能を追加するなど作業効率向上のため、利用者自身がシステム開発に参加すること

その他の要件

項目説明
システム構成及び設計要件入出力装置や記憶装置のインタフェースなどシステム構成や設計に必要な要件を明確化
システム適格性要件システムに求められる品質要件を明確化明確化明確化
システム開発環境要件開発に使用するソフトウェアやコンピュータの性能など、システムを開発する環境を明確化
システムの実行環境要件システムを実行する環境について要件を明確化
基本的にシステム開発環境要件とは別に定義

システム要件定義の評価

レビュー方式に基づき、システムの利用者、開発者が共同でレビューを行う
システム要件定義の内容がコストに見合うか、予算内で最大限の効果を発揮できるか、など費用面から優先順位を付けることも必要

 

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