経営戦略(2)
技術戦略マネジメント
技術戦略の立案・技術開発計画
 
一般的な流行や消費者のニーズにとらわれず、長期的な展望に立って研究開発(R&D)を行い、企業の技術力を発展させる必要がある
技術開発戦略・技術開発計画
技術戦略: | 企業や組織における技術に関する長期的な方針・計画・戦略のこと 経営部門と研究開発部門の協調が欠かせない |
技術開発戦略: | 開発していくべき分野と縮小すべき分野を、将来的な市場の動向を踏まえて分析すること。また、技術開発戦略により強化すべき開発分野を決定した後、その開発を行うために必要な技術開発計画を実行していく。技術開発計画では、開発に必要な技術や人材の調達、投資額、期間などを合わせて計画。長期にわたることも多いため、目標をしっかり見定める上でロードマップを作成し、それに基づいた開発を進めていく必要がある |
ロードマップ
企業が将来どのような製品をリリースしていくかという計画を時系列でまとめた図、表のこと
デルファイ法
将来起こる事象に関する予測を行う手法。技術開発戦略の立案に利用され、複数の専門家に独自の見解を出してもらい、それらを相互にフィードバックして再び見解を出し合う作業を繰り返す。統計的に意見を集約・収束させ、未知の問題に対しての見通しを立てていく
生産方式
セル生産方式
1人〜数人の作業者が部品の取り付けから組み立て、加工、検査までの全工程を担当する生産方式
メリット:作業者、部品、作業順序を変更するだけで組み立てられる製品を変更可能なため、多種類でフレキシブルな生産に対応できる
ライン生産方式
専用のラインを設置し、何人もの作業者が担当の部品を組み付け、連続的に繰り返し生産する方式
メリット:特定の製品を繰り返し生産できるので、生産性が高くなる
BTO(受注生産方式)
顧客の注文を受けてから生産する方式
メリット:余剰在庫を抱えるリスクが軽減
コンピュータや自動車など、多くの製造現場で採用されている
 

